-政治はトイレみたいなもの(汚くてあたりまえ)-
随分以前から政治不信ということが言われています。 特に東大阪市は前市長の汚職事件で全国的に有名になってしまいました。旅行先で「どちらからお越しですか」と尋ねられて口ごもり「大阪の東の方です」なんて応えた方も多いと聞きます。 たしかに政治の世界は決してきれいなものとは言えません。大勢のそして多種多様な人間の要求や欲望を調整するのが政治の役目ですから、そこには最初からドロドロしたものがあります。 私は常々政治は、家の中で言えばトイレみたいなものだと思っています。最近では水洗化が進みトイレもおしゃれで清潔な場所になっていますが、私が子どもの頃、昭和40年代はどこの家でもトイレは家の隅にあって薄暗く、きれいな所とは言えませんでした。そもそも不浄と言うぐらいですから。 亡くなった私の祖母は明治生まれの人間で、「その家の掃除が本当に行き届いているかどうかはトイレを見れば分かる」と言ってはいつもせっせとトイレ掃除をしていました。おかげで、我が家のトイレは快適なものでした。 トイレが汚いからと言ってだれも掃除をする者がなければ、ますます汚いものになってしまいます。さらに困ったことには、汚いからと言って近寄らなくても済むのならそれでもいいのですが、やはり日に少なくても2~3度は行かねばならないところです。 |
-だから掃除が必要なんです-